その灯火が消えるまで



「貴也の話だと、

幹歩くんはあなたのことが好きで、
3月の末くらいからあなたたちと一緒にいなくなったんでしょ?

そしてあなたは、こんな東京から離れた田舎まで学校を探して会いに来るくらい、貴也を好き。

あなたはもしかして、二人きりの時間が欲しかったんじゃない?」


結灯は訳のわからないことを言う。



でも、美津はさらにショックを受けたように顔を上げて

「なんでそんなことまで……」



どういうことだ?

訳がわからない。



結灯はいつものにこにこ顔に戻って。


「普通彼氏がいたら、そういうものでしょう?」

「……………っ」


俺にはわからないやり取りを始める二人。