その灯火が消えるまで





「幹歩!」


ゴール近く。

ボールを奪って走ってきた幹歩は、
敵に囲まれていた。


俺は、こっちにパスしろと合図した。




でも、あいつはやっぱり、敵を押し退けて走り出した。


でも、あいつはフラフラで。


幼馴染みで、親友の俺が、見逃すはずがない。





俺は、幹歩に向かって、走り出した。