だが、その後の進展ははかばかしくなかった。
「ウエイトレス目当てのお客様って珍しくないんです。
美也ちゃんは美人で清楚で感じが良かったですから。美也ちゃん贔屓の方だけで、四、五人いたんじゃないでしょうか。
連絡先を聞いてくるとか、後を尾けてくるとか、あんまり危険なようだとこちらも対応を考えますが。
必ず美也ちゃんに注文するとか、彼女がカウンターにいるときに会計をするとか、そのぐらいですと・・・
そのお客様がこの方だったか・・・ちょっと前のことなので・・・」
アルバイト先の店長は、富樫道夫の写真を見て、首をひねった。
元アルバイト仲間も、
「お客さんの顔なんていちいち憶えてないです。暗ーい感じの背が低い人だったと思うけど・・・
イケメンならともかく、おじさんの顔ってみんな同じに見えるっていうか」
といった調子だ。
「ウエイトレス目当てのお客様って珍しくないんです。
美也ちゃんは美人で清楚で感じが良かったですから。美也ちゃん贔屓の方だけで、四、五人いたんじゃないでしょうか。
連絡先を聞いてくるとか、後を尾けてくるとか、あんまり危険なようだとこちらも対応を考えますが。
必ず美也ちゃんに注文するとか、彼女がカウンターにいるときに会計をするとか、そのぐらいですと・・・
そのお客様がこの方だったか・・・ちょっと前のことなので・・・」
アルバイト先の店長は、富樫道夫の写真を見て、首をひねった。
元アルバイト仲間も、
「お客さんの顔なんていちいち憶えてないです。暗ーい感じの背が低い人だったと思うけど・・・
イケメンならともかく、おじさんの顔ってみんな同じに見えるっていうか」
といった調子だ。



![he said , she said[完結編]](https://www.no-ichigo.jp/img/book-cover/1737557-thumb.jpg?t=20250401005900)