正面には、映画でしか見たことがないような螺旋階段と、その下にはなんと木製の電話室がある。
ええっと、どうすれば・・・
ぐるりと見回すが、相変わらず人の気配はない。
———・・・右へ、
不意に響いた声に、びくりと肩をすくめる。
どこから・・・?
右、にはマホガニーだか樫だかの巨大な扉がある。
———扉を開けてまっすぐ。突き当たりだ。
どうやらスピーカーがどこかに取り付けてあるようだ。それと多分、監視カメラが。
言われるまま扉を押して、その奥につづく廊下をまっすぐ進む。
突き当たりの扉をコンコンとノックした。
———どうぞ、
スピーカーから聞こえてきたのと同じ男性の声だ。
失礼します、言いながら部屋に入る。
かなり広い空間だった。1Kしかない鞠子のアパートの部屋がすっぽり納まってしまいそうだ。
ええっと、どうすれば・・・
ぐるりと見回すが、相変わらず人の気配はない。
———・・・右へ、
不意に響いた声に、びくりと肩をすくめる。
どこから・・・?
右、にはマホガニーだか樫だかの巨大な扉がある。
———扉を開けてまっすぐ。突き当たりだ。
どうやらスピーカーがどこかに取り付けてあるようだ。それと多分、監視カメラが。
言われるまま扉を押して、その奥につづく廊下をまっすぐ進む。
突き当たりの扉をコンコンとノックした。
———どうぞ、
スピーカーから聞こえてきたのと同じ男性の声だ。
失礼します、言いながら部屋に入る。
かなり広い空間だった。1Kしかない鞠子のアパートの部屋がすっぽり納まってしまいそうだ。



![he said , she said[完結編]](https://www.no-ichigo.jp/img/book-cover/1737557-thumb.jpg?t=20250401005900)