なんて、考えながら移動していると、応援席についた。




「あれ?悠太はここにきてよかったのか?
もうすぐ、100m走じゃなかった?」




あ、そうだ……




「100m走に出場する選手は、スタート位置に集合してください。」



くそっ。


2度でまだ!




「100m終わったあと、ハードルがあって200mだから、200mが終わってから戻ってくるからな。」





「おっけー!
ちゃんと見てるぞ!頑張れよ!」




うぅーわ。



見てんのかよ!




「優勝するんだから全力で行くに決まってるだろ!
頑張ってくる!」




拳を握り、玲と合わせた。




「おう!応援してるぞ!」