朱鷺鉦学園の事情。

「うそ…………だ……」



私はなんか言葉が出てこなくて途切れ途切れの言葉になってしまった。しかも私の顔はすっごいマヌケな顔になってるだろう。




そんな中碧は微笑み、私に告げる。



「本当だよ?僕はずっとずっとりーちゃんの事が好きだった。……綿貫梨琴さん、僕と付き合って下さい。」




「碧は……碧は、私なんかでいいの?後悔しない?
私可愛くないし、家柄くらいしか取り得ないよ?





……それでも、私を選んでくれるの?」