「俺の家が潰せない家だぞ?平民か俺より上の貴族と考えるのが定石だ。」



あ、そーゆーとこはふつーなのね。





「なるほど。私が平民だったら?」




「それはそれだ。





まぁ、責任は取らんがな。お前の方から申し込んだことになっている。」





「先生、私にそれを話していいんですか?私が審査員に言えばあなたは失格。ただ貴方の株が下がるだけですが……」