振り向けば貴方の耳は少し赤く染まっている


静かな校舎


周りには誰もいない


「…ごめんって、何のごめん?」


私は貴方に問う


「別れてほしいって、そう言ったごめん?
好きだと、愛してると、そう言うからのごめん?」


「違わない…けど、突き放して、傷付けた
気持ちに自信を持てなかった

だから、ごめん」