HEAVEN ROAD


本当に疲労感が凄い。



「おはよう」って明美に話しかけられたけど、机に顔を伏せたまま返事をしなかった。



寝不足な訳じゃないのに凄い睡魔。



チャイムの音で目覚めたときには、もう2時間目が終わっていた。



「カナ~体調悪い?顔色よくないよ」



「疲れてはいる」



あたしを心配して話しかけてくれている明美には悪いけど、今日はそっとしておいて欲しい。



「屋上行かない?」



「もう少し休んでからにするわ」



「わかった。先に行ってるね」



あたしは返事をする気力もなく、明美にヒラヒラと手を振った。