ゆっくりと服を脱がされ、あたしは何も着ていない状態でベッドの上に横になる。



「綺麗だよ」なんて宗は言うけど、恥ずかしくてどうにかなってしまいそう。



優しく優しくあたしの体に触れてくれる宗の手は心地いい。



「……っう、あっ……」



我慢しきれない変な声が漏れてしまう。



でも、それを聞くたびに宗の体が熱くなっているような気がする。



「カナ、もういい?ごめん。我慢できない」



「何?」



「こんなこと言ってもわからないよな?」



そう言って微笑んだ宗の顔は見たことのない表情であたしはその表情に見入ってしまう。



「力抜いてて」



「うん」



突然、下半身を襲う圧迫感と痛み。



あたしは宗の背中にしがみ付きながら必死に痛みを堪えた。



上下に動く宗に合わせて痛みが襲う。



「カナ、ずっと俺の物でいて」