HEAVEN ROAD


そんな願いも虚しく砕け散る。



翌朝、アパートを出ると翔のバイクが止まっていた。



「おはよう!!」なんて言って笑顔で手を振る翔が腹立たしく思える。



「おはよう」



「今日も天気が良くて気持ちがいいね」



天気が良くても寒いんだけどな。



「昨日とバイク違う?」



昨日のバイクは黄緑っぽいラインが入っていたのに、今日のバイクは少し大きめで真っ黒。



「さすが、カナちん!!よくお気づきで。昨日のはダチの」



「これは?」