HEAVEN ROAD

「い、いいえ。理由はよくわかんないんだけど、豊がピリピリしてるから」



「そうでしたか」



あたしの返事に納得した大輔さんはいつもの定位置に体を戻す。



あたしは全然納得してないんだけどな……



ここに来たってことは、呼び出しがあったのかな?なんて勝手に想像していた。



差し込む日差しがポカポカと気持ち良くて、あたしはウトウトとし始めた。



そんな静かな車内に突然大声が響く。



「大!!中入ってこい!!」



どこからともなく聞こえてきた大声にあたしの体はびくついた。



その声に答えるように大輔さんも大声を出す。



「一緒に行きましょう?」



再びあたしのほうへと振り替える大輔さん。



「で、でもあたしは……」