ありがとう ~私の可能性~

正直私はこの時
美穂にいじめは止めてと言いたかった。


そう思ってると

「愛、今まであんまり喋ってあげられなくてごめんね。」



もうさっきまでの思いは吹っ飛んだように
心の中がスッキリした。


「全然いいよ!私たち友達じゃん♪」

そう言うと一瞬美穂の顔が消えた。


すぐに
「本当に?ありがとうw」




…?
気のせいかな???


その日は気にせず
楽しく帰った。

そのとき私はまだ気付いていなかった。