君が好きで好きで好きで

「いいよぉ」

ふつーに了承しやがった。

これだから、馬鹿は使える。

あたしは柳田の手を握って、外へ連れ出した。

「行きましょう!」

柳田の顔が汚く歪んだ。

Charlotteのチケットがこんなに簡単に手に入ると知り、しめしめ、とでも思っているのだろうか。


バカが。


あんたはもう、あたしの手の中で踊らされているというのに。

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あたしたちは裏山に移動した。

柳田は晴れやかな顔をしながら、あたしの前を歩いている。

「気持ちいいねえー。つか、葉月はどーやってあたしを知ったの?」

初対面に向かって呼び捨てとは...さすが。