駆けた世界の征服録



「約束、だよ?」

「勿論」

めまいがするほど、綺麗な………………



君を記憶の片隅に置いて、僕は手を振った。
もう一度思い出せた時に、クラクラするさ。

「ありがとう、また今度」

羽ばたいて未来へ。
どんな記憶も忘れるくらい、高く 高く飛んで。
見晴らしの良い世界へ。


僕は駐車場に向かいながら動かした口からは
掴みかけた、あの歌を。