駆けた世界の征服録

















彼は怖いと言った
同じ村人からも馬鹿にされるから
他の人からも言われたら辛いと
彼は笑った
僕にはピアノしかないんだ
ピアノがどんな音かもわからないけれど
皆の顔で反応でわかる
弾けてるのか 間違えてるのか
笑ってくれるとわかる
この音が良い音だって
僕が
存在してるって