天然お嬢様とS執事

もしかしてもうここから屋敷内なの?!
そうだとしたらとんでもない広さだ。

そのまま私たちの車は真っ直ぐ奥へと進んで言く。

屋敷へは一本道になっていて左右には色とりどりの花が咲き誇っていた。

すごい・・!これ全部にお庭なのかな。

そんなことを考えていると隣で快斗さんがクスリと笑っていた。

「快斗さん?」

「すいません、お嬢様。お嬢様があまりにも楽しそうなお顔でいたしたので、思わず笑ってしまいました。」

「あ 私こそすいません。ついはしゃぎすぎちゃって。」

「いえ、とても可愛らしいお顔でしたよ、お嬢様。」

「え・・・」

そう言った当の本人は全く気にしていないようだけれど、私の心臓は快斗さんに聞こえてしまうんじゃないかというほどうるさく鳴っていた。