「桐生の中じゃお袋が一番強いぜ?」
後から聞こえた声に振り向くと龍輝さんと歩いている龍。

「やだぁ〜龍。私はか弱いお姫様よぉ?」
杏さんの言葉にここにいる全員が固まる。

「おい、もういいだろが。帰んぞ」

龍に腰を抱かれて歩き出す。

「えぇ。さ、龍輝買い物へ行きましょう?希ちゃん今度こそ買い物へ行きましょう?」
龍輝さんに腕を絡めると氷希さんと蓮史さんを連れて繁華街の奥へ消えていった

「これが私の家族なんだね?嬉しい。」
私の言葉のどこにスイッチが入ったのか分からないけど家に帰るとベッドに押し倒されて襲われた。

龍の背中を守ってる龍を眺めながら私の意識は飛んどいった。