私が頬を膨らませていると コンコンッ、 ノックの音が聞こえた。 「チッ、」 龍の舌打ちを背に扉を開けると紅さんと伊勢先生。 龍の元へ戻ると抱きつく。 今はなんだか、甘えたいの。 龍はそれが分かるのか、先生が検診してる間もずっと手は握られていたままだった。 「もうリハビリはできる。1週間で済ます。」 「言うかと思ったので準備は出来ています」 意識が戻って2日目でリハビリを出来るなんて。 私の腰に体重をかけて立ち上がった龍を支える。 「無理したらだめよ?」 「あぁ。」