side希 目を開けると龍に抱きしめられていた。 龍は私を横向きで抱いてくれてるけど、龍君、それ絶対痛いよね。うん。 だって眉間に皺よっちゃってるよ? 寝てる時に皺寄ってる人って中々いないと思う。 腕から抜け出してベッドからおりる。 顔を洗って鏡を見ると首筋に噛み跡があった。 そこを撫でるとチクリと痛む。 でも、龍に与えられる痛みは好き。 「フフッ。」 「何笑ってんだ。」 掠れた声に振り返ると起き上がっている龍。 「起きて大丈夫なの?」 「あぁ。こっち来い」