孤独な彼女の秘密

えっと?何だっけ?




「姓を言わないのは、まだその時じゃ無いからです。あと、住んでいたのはきっと直ぐそこです。間者は絶対にあり得ません。」





真っ直ぐ、沖田さんの目を見て言う。





総「・・・そう。納得出来る答じゃ無いけど~。分かりました。僕のとこにおいても良いですよ。」




ふぅ。


ひとまず、良かったかな。




勇「よし!あまり、踏み込んだ事は聞かない!言いたくなったときに言いなさい!」




そう言って笑ってくれる近藤さん。



本当に変わらないですね。




歳「じゃあ、入隊の事はいいとして、問題は部屋だな。空いていなかった筈だしな。」




あぁ、それなら、




「私、天井裏とかでも良いですから。」





『えぇ!?』



ガタガタッ!



・・・天井裏から物音。





どうりで気配と部屋にいる人数が合わないわけだ。




土方さんたちはあちゃぁという顔をしている。