孤独な彼女の秘密

本当のことを言う気はありませんよ。






斉藤さんがジッと私の目を見る。





見透かされてるなぁ。






一「そうか。それで大丈夫か?本気で当ててしまった。」





確かに斉藤さんの竹刀が当たったところが熱を持って痺れてる。





「多分、アザにはなってますね。でも、斉藤さんも左肩痛いんですよね?」






さっきから、無意識だろうけど左肩をおさえてるからね。





一「あぁ。かなり効いたよ。直ぐは治らなさそうだ。」





そう言って笑う斉藤さん。



私の前で今日初めて笑いましたね。




嬉しいです。





「フフッ。えぇ私もです。」




なんて、道場の真ん中で笑いあっていた。