孤独な彼女の秘密

それでも反応のない皆。




(駄目か・・・)





と思った時。







不意に正面から包まれる様に感じる温もり。







それは






勇「楓くん!うっ、ぐすっ、ありがとう!


話してくれて、ありがとう!

どんな過去や秘密があったからといって、
今までの君が無くなるわけではない!



これからも、私達と一緒に居よう!」






泣いている近藤さんだった。






守りたい人を泣かせたら駄目じゃん。

私。







総「そうだよ~。


それに元々、僕は話を聞いて驚いたけど、楓の事を疑ってはなかったよ~。



それに、初めに凄く疑ったしね。

あの時に訳ありって事は分かってたし。」