孤独な彼女の秘密

「その刀は亡くなる前に沖田さんが私に渡したものです。





鞘は少し古くなってしまいましたが、刀自体は何度も修理をしているので沖田さんが使用していた時の傷以外ありません。」









まぁ、一度だけ鍛治屋に出したら複製を造られたから、後は自分で修理や手入れをしてたんですけどね。










総「実質、同じ刀が二本と存在するのはあり得ない。



だけど、この鞘も確かに古いけど細かな所まで一緒だし。




刀も僕が持ってきた刀と同じ傷がついてる。




でも、一つだけ僕の刀には無い大きな傷があるね。」