孤独な彼女の秘密

でも、女だって分かった瞬間に縄を切ってとんでもない勢いで謝ってくれました。




それでも私は何も言わなかったですけどね。





それから、帰すわけにもいかずに私は仕方なく屯所で過ごす事になりました。



私が住む様になって、初めて皆の任務を見たのは『芹沢さん』の事でした。｣





『え？！』





またも声を揃えて驚く。





総｢何で、楓が芹沢さんの事を？｣




あぁ、二度目は皆が会わないようにしてくれてますもんね。




｢だから言ったじゃないですか。


私はこの時の流れを過ごすのはニ度目だって。



私は一度目の時に既に彼に会っています。



何のとは今は言えませんが、ある任務の後の皆さんを見て決めたんです。



私はこの人達を守ろうって。






任務の前、私はこの人達は平気で人を殺せる。


そう思ってました。