孤独な彼女の秘密

本当は貴女にこんな事は言いたく無いのだけれど、これは忍の貴女に言うわね。




守りたい者の為なら、非道にも外道にも冷酷にでもなりなさい。




大切な人を失うことほど辛いことはないわ。




私は貴女が悔いの無い人生を送れると信じてるわ。



生まれてきてくれてありがとう。」






母はそう言って微笑んだ後、「最後のは貴女の母親としてね。」と悪戯っ子のように笑った。






「父さん、母さん。


ありがとう。


私、二人の娘で良かった。



どうか、ご無事で。


また、必ず会いましょう。



行ってきます。」







楓父・母「行ってらっしゃい。」








その後、私は荷物を持ち火を避けながら里の外へ出た。