『っ!はぁっ』







左腕を押さえながら、膝をつく山南さん。







『山南さん!』






土方さんは、他の男達を斬りながら山南さんに意識を向けている。







そして、やっと来る私。







『土方さん!山南さん!何があったんで・・・っ!山南さん!!!』







騒ぎに気付いた頃には遅いって奴だよね。







(何やってんだよ、私。一緒に来た意味が無いじゃん!!)






私は、山南さんに駆け寄り怪我の度合いを見ている。