そうだ。



あの人がいたんだ。





前もそうだった。





よし、行こう。






そう決めて、私は歩き出した。






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屯所内を歩いて着いた目的地は、




コンコン





「山南さん?楓ですが、少し御時間いいですか?」






敬「どうぞ。入ってください。」





「失礼します。」





スー