君の隣で

「え、えっと…あの、こ、こんにちは!」
ビックリしすぎてどぎまぎしてしまった私に天使様は無表情で近づいてきた
(え、なになになにかっこよすぎる)
私の頭の方に手を伸ばした天使様は
「頭に…落ち葉ついてる」
と言って私の頭の上の落ち葉をとってくれた
は、恥ずかしすぎる、なんでこういう時に限って、こんなもの頭についてるの!?
私1人でもんもんしていると天使様は和佐の頭にもついている落ち葉も落としてあげていた。
「あ、あざす…。」
和佐もビックリしている
まぁ確かに目の前にこんな美形がいたら男女関係なく見つめてしまうだろう。
「えっと…」
この天使様は普段あんまり喋らない人なのだろう。
なにか言葉を探している。
「…そろそろ予鈴が鳴るけど…いい…の?」
「え!?」
スマホを除くとそこには信じたくない数字が並んでいた。
どうしよう遅刻する!
「和佐!行くよ!」
「お、おう!」
私たちは棟の分かれ目まで走っていった。
あれ…天使様は…?
後ろを見ると別の方向に歩いていく姿が見えた。
「学校…行かないのかな?」
私は疑問を頭に浮かびあげながら和佐を気にせず塔の中へ入っていった。