詩音:そうかな、紗菜のお母さんは厳しいんだよね?。もし彼氏出来たら反対されないか不安にならないかな。


紗菜:うん、厳しいけど、諦めたくないことは譲るつもりはないよ。


詩音:そうだね、紗菜。家に着いたよ、私の部屋は二階の奥だから先に行ってて。私はお茶持っていくからね。


紗菜:うん、詩音。一宮君、大河内君、詩音の部屋はこっちだよ。


修吾:神永さんは、葉瑠音さんの家に来たことあるんだね?、部屋の位置わかるからね。


紗菜:うん、友達だから何回かはあるけど、家は厳しいから滅多に友達呼んでないかな。


修吾:そうなんだ、今度は涼の家に神永さんも行こうよ、涼が大丈夫ならだけど。


涼:俺は大丈夫だけど、神永さんがお母さんが厳しいなら来ることが大丈夫なのかな?。


修吾:確かにお母さんの許可がないと難しいかもしれないけど、葉瑠音さんが誘ったなら大丈夫かなと思ってるよ。


紗菜:うん、クラスメートでも男子からだと細かく聞くから大抵は相手が切るから待ってるのかなと最近思ってるの。母親だから疑いたくはないけど、話し声がしたから覗いてみたら、前に電話が切れた後に笑ってたのを見てからは信用出来なくて。