望:はい、玲奈を幸せにして、守っていきます。


父親:玲奈の想いも母さんに伝えるから待ってなさい。


玲奈:父さん、私のお腹には赤ちゃんがいて、産まれてきたら、望と一緒に育てたいと思うよ。


父親:そうか、玲奈、おめでとう。産まれてきたら俺はお祖父ちゃんだな、楽しみにしてるよ。


玲奈:ありがとう、父さん。


父親:母さん、ろくに話も聞かないまま反対は失礼じゃないか?。


玲奈とレイラの母親:母親だから話を聞かなくてもわかるんです。私はどんな事をしても二人を引き離しますから、父さんが許しても無駄です。やっぱり私が選んだ人を玲奈の相手にしなきゃ駄目よ。


パチン-。

父親:何故叩かれたか良く考えなさい、母親なら娘の幸せを願うはずなのに、親のレールに結婚まで乗せなくていいだろう。それに、玲奈は赤ちゃんがお腹にいるそうだから反対するわけにはいかないだろ?。


玲奈とレイラの母親:赤ちゃんなんて許せないけど、玲奈は赤ちゃん、産みたいと言うわね。そろそろ子離れしないとね、赤ちゃん産まれてくるの楽しみにしてると伝えて。


父親:わかった、ありがとう母さん。玲奈に伝えて来るよ。