奏が手を2回叩くと、暗かった本殿も鳥居も道もどこからやって来たのか分からない光が辺りを照らし、目の前に豪華な食事が現れた。 温かい気持ちにさせてくれる不思議な光で、これも奏の力なんだと思った。 「お肉とかって無いの‥?」 「神に仕える者ならば、四つ足を食してはならんと学ばなかったか?」 「うう‥すみません‥」