ポンポンと肩を軽く叩かれる。

「 ……すか、朱鳥。あ、起きた。おはよ、よく眠れた?」

「ん……楓摩?あ、私お昼寝してたのか。」

「朱鳥、お部屋の片付け終わったから見にきてくれる?」

「えっ?もう、できたの?」

「うん、おいで。」

そういってニコッと笑うと、楓摩は手で私の目を隠した。

「こっちだよ~」

楓摩は、楽しそうだが私は何かにぶつかるんじゃないかという不安しかない(苦笑)

「はーい。着いたよー」

そういうと、楓摩は手を外してくれた。

「開けてみて?」

ドキドキしながら扉を開けると、そこには雑誌に載ってそうなほど可愛い部屋があった。

「これ、私の?」

「うん、そうだよ。気に入ってくれた?」

「うん!私、こーゆの大好きなの!ありがと!楓摩!大好きー!」

「そ、そうか?喜んでくれたなら良かった/////」

そういうと、楓摩は顔を真っ赤に染めた。

部屋も可愛いけど、楓摩もとっても可愛いな。

なんて、思ってしまう。