夜、俺は朱鳥が寝た後にこっそり朱鳥の病室に行って、朱鳥のそばに座る。

いつ、朱鳥が泣き出しても魘されてもいいように、傍にいる。

朱鳥は、まだスヤスヤと眠っている。

その表情を見ていると、俺も安心して、少しだけ眠たくなってきた。

ウトウトとしたうたた寝を繰り返す。

そして、そのまま俺は座りながら眠ってしまった。