溢れるほどの好きを君に



行き詰まっていると真希ちゃんが言った。



「劇!!文化祭ではステージ発表もできるみたいだし、劇ならストーリーが被ることなんてめったにないでしょ?原作を少し変えても面白いと思うし!」


すると皆が賛成の声をあげだす。


「いいじゃん!なんか楽しそう!」


劇...か。


うん!いいかも。


クラスの団結力が高まる気がする。


「よし!じゃあ劇でいいか?」


長谷部くんがそう言うとみんな賛成してくれて劇に決まった。


それから話し合いをして、劇の内容は白雪姫になった。