顔を真っ赤にさせながら「キャラ変わってるよ?」なんて聞いてくる、そんな姿も愛しくて。 その日の夜はもちろん激しく求めあった。 そして、疲れ果ててアヤが眠った頃、頭がズキンズキンと痛み出した。 今まで感じたことのない程の痛み。 痛さのあまり目を瞑ると、頭の中にアヤと俺が浮かんできた。 未来の俺たちかな?なんて考えることは無理だった。 全部、全部思い出した。 アヤは綾。 綾を傷つけた元彼は俺。 元彼って言ったのはきっと訳があったんだろうな…。