そういう風に思えば、雄輔君の呼びなれない呼び方も、幸せにおもえるから。 部屋に入るといきなり、あの手紙があった。 今読み返すと恥ずかしい…。 ちゃっかり好きとか書いちゃってるし…! 雄輔君はこの手紙を読んだ上で、私が落ちる所へ来てくれたって事は、私に、少しでもキモチがあったって思ってもいいの? …別に恋愛感情とかじゃなくて! …そうだったら、嬉しいな。 初めて雪に勝った気がした。 だけど、もっと頑張らなきゃ。 そう意気込んで、同棲準備を始めた。