そんなのは軽々と避ける
だって、遅いから
「遅いよ、理央〜。そんなんじゃ私に勝つなんて絶対無理だよ?」
避けながら強い1発を腹に御見舞する
「そんなんじゃ無理無理。あっちももう終わったみたいだし、まぁ亮は死んだってこと」
そう言えば亮の方を見る
馬鹿だねぇ
いくら亮が死んだからって
「よそ見しちゃダメだよ?」
思い切り蹴りあげる
理央は私の上を上回るほどに飛んだ
そしてそのまま落ちていく
「ねぇ、どんな殺され方...したい?」
そうニヤニヤ笑い言うと理央は驚いた顔をしてそのまま落ちていく
その場面はまるでスロー再生されているかのようだった



