「私はね、最初は黒龍が憎くてたまらなかった。勝つためにお姉ちゃんになにもかも教えてもらったりして。復讐しなきゃいられなかった。それなのに...」


「それなのに昨日やっぱり思ったんだ。黒龍と同じにはなりたくないって。」


本当は夢の中で言われたからだった


あの時からもしかしたらちょっとずつ変わってたのかもしれない


「だから私はもう、復讐をするつもりもないし殺すつもりもない。だけど」


亮「だけど...なんですか?」


ごめん、あなた達には


「解散して欲しい。今まであったこと全ての罪を償う代わりとして」


本当は嫌って言うと思ってた