「ふふっ。久しぶりに出れたよ。あーぁ、疲れた」


さっきと違う声と顔つきが違う私に黒龍だけでなく黒蝶と白蝶も驚く


「ほんっと二つの人格あると面倒だわ。元々の方は復讐辞めたいなんて考えてたみたいだしよぉ」


そう言えばまた驚く


白「愛華がそんなことを?」


黒「説明しろ」


そう言えば裏の愛華は説明を始める

「今のあたしは愛華が窓から飛び降りた日の次の日にうまれた。愛華は眠ってる間に夢を見たんだ。復讐をするなら闇へ進めという声とそれを止める声が聞こえる夢を。それの闇を進めた声の魂がいまのあたしなのさ」


信じられないことかもしれないが本当のことだ。


「復讐の前日に愛華はまたその夢をみた。そん時愛華は光に進んだんだ。そうしたら復讐を辞めたいと言い出したのさ。だから半分乗っ取ってやったんだ。愛華の体を」


黒「てんめっ、ふざけんじゃねぇ!!愛華はてめぇの道具じゃねぇんだよ!!愛華を返せ」


物凄い殺気の量に黒龍達は足を震わせる