次の日学校ではざわざわとうるさくなっていた

私は

「なんだろう、誰か有名人でも来たかな?」

と分からないまま教室に向かった


それでも廊下にはもう誰もいなくてやけに静かだった

そんな時私の一番離れているクラスから二人の声が聞こえた


「お前ら、黒澤愛華を知っているか?」

その言葉にドクンと胸がなった


私?

余計なこと言うなよ


「く、黒澤愛華ですか?黒澤愛華なら1組に...」

っ、ばらすなよ。

まー、しょうがない

教室にいよ

そう言って席に座った