それから私はゆっくりと姉の愛奈が作った物語を混ぜながら話し始めた


「私の妹、黒澤愛華はとても優しい子だった。何があっても笑顔で家族誰もが可愛がってた」


その話をしながら黒龍を見るとみんな下を向いていた


なんでかは知らない


だけど話はちゃんと聞いているようだった


「愛華はある日暴走族の姫になったと言った。それが黒龍だった。私は反対したわ。いつ裏切られるかわからないからって。」


これは実際にそうだった

私がそれを伝えればお姉ちゃんは反対してた