スルスルとリボンは、髪からほどけた。 南君が、大好きだったチェックのリボンだった。 そして、リボンをばっと手から離した。 リボンは風に乗って、飛んでいってしまった。 これで、いい。 少し心が軽くなった。 忘れよう。 君の事は。