失恋Diary 〜おやすみMemories〜

「これ。」

 南君は、ドンッと、私と南君の机の間に置いた。

「あ、はい。」

雑だな。
もっと優しくすることは出来ないのかしら?

「早乙女さん。15ページを読んでください。」

「あ!」

 私はそう言ってガタッと立ち上がった。
そして、南君から教科書を奪った。

「ゔ……………」