だったら、今、死んじゃうかな?

「でさ、『SS』がさー。」

「うんうん。」

「私の机、掴んだんだよー。」

「うわっ。」

「汚い。」

「『SS』なのにさ。」  

「馬鹿だよね。」

 その声を聞いて、私は、自分の耳を疑った。
 千歌ちゃんの声が、した。
 千歌ちゃんにも、裏切られてしまった。