失恋Diary 〜おやすみMemories〜

そう。
そうだよね。

 屋上の縁に立った。
 一歩踏み外せば、落ちて死ねるよね?

「やめなさい!君!」

 近くの先生が私を引き止めようと、手を伸ばす。

ニコリと私は微笑んだ。
『未練なんて、ないよ。』
そういう意味だった。


 そして、足の重心を傾けた。
 私は、死ねるんだ、!