失恋Diary 〜おやすみMemories〜

「おはよう。早乙女。」

いつも通り彼は、私に接してくる。
ホントは、疲れた。
会いたくない。
でも、駄目。
そんな、微妙な生活をしていた。

「あのさ、昨日部活で…………」

プツリ。
私の何かが音をたてて壊れた。

「あんたさ、よくそんな事を言えるわね。私、知ってんのよ。あんた、私のことを捨てたんでしょ?いらないんでしょ?」

「そ、れ、は!」

「あんたなんか、見たくない。
私の前から消えてよ!」

「え?おい、何を………」

「絶交よ!」