失恋Diary 〜おやすみMemories〜

「えぇと、私のクラスは…………」

あった。
1年1組だ。
そうだ。
南君のも、こっそり探しちゃえ。

「!?」

南君も、1組だった。
驚いていいのか、笑えばいいのか、泣いて喜べばいいのか。
私には、分からなかったけど、とても嬉しかった。



「はい、皆、席について。」

先生が、パンパンと、手を叩いた。
私は、1番人気のなさそうな席だった。

私も、この席は嫌なんですけど。
ま、仕方無いか。

南君は………?
つい、南君を探してしまう。

いた。
でも、隣は少女漫画のヒロインみたいな美少女だった。