「大丈夫?」



「……え?」


泣いている私に声をかける男の子がいる。



顔を見てみると、




私と同じ年くらいの男の子だった。


「どうしたの?!」

「…」

「何があったか知らないけど、これあげるから元気出して!」



彼は私の手に何かを握らせた。




「僕とおそろい!ハートのキーホルダー!」