リュイは目を真ん丸にして、自分のペンダントとヴァルの持っているペンダントを二度三度と見比べてみる。何度見ても同じ物だ。
「どうしてヴァルも持っているの?」
今度は真剣な表情に変わる。もうしばらく内緒にしてみようかなと、ヴァルはつい意地悪をしてみたくなった。リュイが隣でくるくると表情を変えるのを見ていると、嬉しくて仕方ない。
視界に、見覚えのある雑貨屋が入って来る。ヴァルはその歩みを止めた。
「……。さてと……。僕、城を追い出されて宿無しなんですよね。」
リュイを見つめながら、ヴァルは笑顔を近づけてきた。ほんの何日か前の光景が思い出される。
「申し訳ないのですがお嬢さん、僕を拾ってくれませんか。」
リュイの瞳に熱いものが込み上げる。
「拾ってくれたら……。なぜ僕がこのペンダントを持っているのか、全てお話いたしますよ。」
満面の笑みでリュイは叫ぶ。
「魔法使い、拾います!」
★★★終★★★
「どうしてヴァルも持っているの?」
今度は真剣な表情に変わる。もうしばらく内緒にしてみようかなと、ヴァルはつい意地悪をしてみたくなった。リュイが隣でくるくると表情を変えるのを見ていると、嬉しくて仕方ない。
視界に、見覚えのある雑貨屋が入って来る。ヴァルはその歩みを止めた。
「……。さてと……。僕、城を追い出されて宿無しなんですよね。」
リュイを見つめながら、ヴァルは笑顔を近づけてきた。ほんの何日か前の光景が思い出される。
「申し訳ないのですがお嬢さん、僕を拾ってくれませんか。」
リュイの瞳に熱いものが込み上げる。
「拾ってくれたら……。なぜ僕がこのペンダントを持っているのか、全てお話いたしますよ。」
満面の笑みでリュイは叫ぶ。
「魔法使い、拾います!」
★★★終★★★

